[2008年04月26日]

巻き固きレタスほぐして夕長し

岡本 眸

夕長しが春の季語。遅日(ちじつ)、遅き日、暮れかねる、春日遅遅も同意の季語です。
日の暮れるのがだんだんと遅くなってきました。この句のレタスはサラダの代名詞。健康を保つには野菜を食べなければならないと必ず食卓に上ってきますが、あまり好きではありません。連れ合いの顔をちらちら見ながらゆっくりと口の中へ運びます。
この句は、台所にひとりでいてレタスの確り固く巻いたかたまりをほぐしながら家族の帰りを待っている女性らしい気配りの句に仕上がっています。
作者おかもと・ひとみの紹介は、2005年4月14日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2008年04月26日 06:10

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