[2008年04月28日]

春愁の身にまとふものやはらかし

桂 信子(1914~2004)

春愁(しゅんしゅう)季語。が春の季語。春愁(はるうれい)、春かなし、春思(しゅんし)、春恨(しゅんこん)なども同意の季語です。
春愁は、深刻に思っていることではありません。春なのにどうしても物思いに誘われたり、掴まえ所のない哀しみにおそわれてしまうことがあります。そのような時は、着るものには柔らかいやさしく感じるものを着てもよいのですよ、と詠っています。同じ作者に次の句があります。
春愁や着馴れし服の匂ひにも    信子
このころには昔から「鬱」になる人が多いのは不思議ですね。
作者かつら・のぶこの紹介は、2005 年3月13日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・横須賀市西公園のつつじが列をなして咲き誇っています。いい香りです。

投稿者 m-staff : 2008年04月28日 06:34

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