[2008年05月06日]

竹落葉ひらりと蝌蚪の水の上

山口誓子(1901~94)

竹落葉が夏の季語。竹秋(ちくしゅう)、竹の秋風も同意の季語です。3,4月になると、地中の筍(たけのこ)を育てるために、竹は葉が黄ばんできて、早いものでは風に揺られて葉を落とし始めます。その様子がほかの草木の秋の有様に似ているので「竹の秋」といいます。逆に「竹の春」は秋の季語です。
蝌蚪(かと)は、おたまじゃくしのことで春の季語。水の上の蝌蚪に竹落葉がひらひらと落ちているよ、と詠っています。ここでは夏の「竹落葉」を採りました。
作者やまぐち・せいしの紹介は、2005年1月24日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・黄金週間も今日で御仕舞い。明日からに備えて体を休めてください。

投稿者 m-staff : 2008年05月06日 05:39

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