[2008年05月08日]

白波のあらそひ湧ける卯波かな

廣瀬直人

卯波(うなみ)が夏の季語。
朝起きてまず、家のバルコニーから富士山と海の方角に目を凝らします。ときにいつも穏やかな相模湾が低気圧や不連続線の通過により、大荒れになることがあります。それを漁師は、ウサギがはねると表現します。
凪のときの海は、鏡のようですが、いったん荒れ始めたら真っ白くなります。この句のように白い波が争って湧いているような状態になります。
「卯波」といえば、俳人・鈴木真女さんのやっていた銀座1丁目のお店は閉店になりましたね。地上げをくって立ち退いたのが真相のようです。
作者ひろせ・なおとの紹介は、2008年2月8日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2008年05月08日 06:17

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