[2008年05月10日]

かぎりなく夕映かはる新樹かな

大橋櫻玻子(1895~1971)

新樹(しんじゅ)が夏の季語。新樹光、新樹風なども同意の季語です、
新樹は、初夏のみずみずしい緑の立ち木をいいます。初夏の太陽を浴びてみるみる成長しているような印象を受けます。この句は、動かない新樹よりもかぎりなく変わる「夕映え」のほうに力点が置かれています。静と動の対比が見事ですね。
西の空に消えてゆく夕映えほど見ていて飽きないものはありません。ちょうどベランダが西向きで富士山や相模湾の方向に落日となります。
作者おおはし・おうはしの紹介は、2006年2月16日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2008年05月10日 05:39

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