[2008年05月23日]

立葵咲き終りたる高さかな

高野素十(1893~1976)

立葵(たちあおい)が夏の季語。葵、葵の花、花葵、白葵、錦葵も同意の季語です。
立葵はおなじみの夏の花です。原産は、中国から小アジアで、庭に植えたり、切り花にしたり、観賞用に栽培されています。高さは1メートルほどで、茎にかたい毛が密集していて、葉はハート型で浅く裂けて長い柄があります。花の色は白、赤、紫まで多種で、一重咲き、八重咲きのどちらもあります。
この句は、悲愁を帯びた立葵の咲き終わった高さそのものに意味を見出しています。梅雨に入るとあちこちで見られます。
作者たかの・すじゅうの紹介は、2005年2月17日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2008年05月23日 05:39

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