[2008年05月27日]

百合折らむにはあまりに夜の迫りをり

橋本多佳子(1899~1963)

百合が夏の季語。山百合、鬼百合、百合の香、姫百合、白百合、鉄砲百合なども同意の季語です。
百合の香りは、どこにいてもすぐにわかります。姿かたちはよいのですが、あの香りには好き好きがあるようです。わたしは、あまり好きではありません。
作者は、百合を折る時間は、いつがよいと考えているのでしょうか。
きっと朝なのでしょうね。この句には、何か緊張感があります。あまりに夜の闇が迫っているときに、なぜ百合を折ろうとしているのでしょうか。わかりませんがそこには何か切迫したことがあるのでしょう。
作者はしもと・たかこの紹介は、2005年1月25日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2008年05月27日 05:41

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