[2008年06月02日]

山の色釣り上げし鮎に動くかな

原 石鼎(1886~1951)

鮎が夏の季語。年魚、香魚、囮(おとり)鮎、鮎釣り、鮎の宿なども同意の季語です。
鮎つりの解禁日は、6月1日です。全国各地の釣り人はこの日を境に寝食を忘れて釣りに没頭します。鮎の縄張りをつくる習性を利用して囮鮎を使った友釣りや川の瀬で疑似餌を使った釣りを楽しみます。鮎の寿命は1年なので年魚と呼ばれています。
この句は、釣り上げた鮎の動くのにあわせて、山の色が動いて変化するというまことによいところを捉えた句です。
同じ作者に次の句があります。
鮎の背に一抹の朱のありしごとし  石鼎
作者はら・せきていの紹介は、2005年10月30日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2008年06月02日 06:17

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