[2008年06月10日]

どくだみや真昼の闇に白十字

川端茅舎(1897~1941)

どくだみが夏の季語。十薬(じゅうやく)、蕺菜(どくだみ)も同意の季語です。
葉や茎に悪臭があり嫌われますが、梅雨のころに、公園のつつじの垣根の下に群がって咲いている白い十字の花には、なかなかの趣があります。
十薬は、十種の薬を合わせたような薬効があるからきており、どくだみというのは毒を矯(た)めるという意味から来ています。薬用に使われたのでいろいろな名前を持っていますね。
この句は、ずばりどくだみの特徴を捉えています。闇の中に独特の臭いがしてきますね。
今日は、時の記念日。1920(大正9)年から始りました。
作者かわばた・ぼうしゃの紹介は、2005年2月15日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・今朝5時、五里霧中。一寸先も見えない状況でした。

投稿者 m-staff : 2008年06月10日 06:02

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2317