[2008年06月11日]

芍薬を嗅げば女体となりゐたり

山口誓子(1901~94)

芍薬(しゃくやく)が夏の季語。
牡丹に似ていますが、牡丹は木で、芍薬は草です。ボタン科の多年草。原産地は中国の東北部。茎は艶を帯びて高さが50から60センチほど。茎の先に大形の美しい花を咲かせます。それは見事なものです。色は、白色、紅色、濃い紅色、絞りのほかに一重咲き、八重咲きなど多様です。
この句は、その芍薬を女体にたとえて、においを嗅げば女体になってしまうと、想像力をたくましく働かせています。わたしもこの意見には賛成したくなります。それぐらい凄い花なのです。
作者やまぐち・せいしの紹介は、2005年1月24日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・8日、日曜日の秋葉原、通り魔事件、こんなことが許されるはずはありません。

投稿者 m-staff : 2008年06月11日 06:18

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