[2008年06月14日]

胸うすき日本の女菖蒲見に

細見綾子(1907~97)

菖蒲(しょうぶ)が夏の季語。花菖蒲、菖蒲園、菖蒲池、野花菖蒲も同意の季語です。
花菖蒲は、野生の野花菖蒲を原種とする純国産の園芸植物です。江戸時代には盛んに栽培されました。品種には、江戸系、肥後系、伊勢系の3つの流れがあります。
横須賀市のしょうぶ苑は、毎年6月いっぱい「花しょうぶまつり」を行っています。412品種、14万株が花を開きます。何度か行きましたが、それは見事なものです。
昔から「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はゆりの花」や「いずれあやめか杜若」などとよく言いますね。
“胸の薄い日本の女が菖蒲を見に来た”なぞ、大胆な句を女性の作者は作ったものですね。
作者ほそみ・あやこの紹介は、2005年3月19日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2008年06月14日 06:52

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