[2008年07月04日]

厨たのし泣くキャベツ押しつけて刻む

田川飛旅子(1914~99)

キャベツが夏の季語。甘藍(かんらん)、玉菜(たまな)も同意の季語です。
夏キャベツが市場に出回っていますね。キャベツは今では1年中食べることができますが、とりわけ夏のキャベツがみずみずしくておいしく感じますね。
まな板の上でキャベツを刻むときに、たしかに包丁を入れるたびに、きゅきゅとキャベツは泣いているように見えますね。「男子厨房(ちゅうぼう)に入らず」とは昔のこと。厨(くりや)は、男にとっても楽しい所になりました。キッチン、台所のことですが、このように言うことはなくなりましたね。
作者たがわ・ひりょしの紹介は、2006年4月24日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2008年07月04日 06:32

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