[2008年07月06日]

親しき家もにくきも茂りゆたかなり

飯田龍太(1920~2007)

茂りが夏の季語。草茂る、茂る草、名の草茂るも同意の季語です。
単に「茂る」または「茂る」といった場合は、夏の木の枝葉が盛んに茂っている様子をいいます。
この句は、山梨の草深いひなびた家々においても人の付き合いは親しくもあり、毛嫌いする家もあり、さまざまな人間模様ですが、草だけは隙間を見つければ青々と元気に茂っています、と言い切っています。俳人の目の付け所に感心してしまいますね。
作者いいだ・りゅうたの紹介は、2005年1月31日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・今朝は、霧の海です。

投稿者 m-staff : 2008年07月06日 06:08

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2358