[2008年07月09日]

初蛍かなしきまでに光るなり

中川宋淵(1907~84)

初蛍が夏の季語。蛍、源氏蛍、平家蛍、蛍合戦、蛍火、恋蛍なども同意の季語です。
蛍の季節になりましたね。
日本には、約10種類ほどで、源氏蛍、平家蛍、姫蛍などがあり、古くから蛍狩りは、源氏と平家の蛍が対象となります。源氏のほうが水のきれいなところに住み、大きくて光が強く、平家は汚れた水にも住んでいます。
闇のなかで熱も持たない光は恋の炎や幻想のシンボルにもなり、古来多くの詩が生まれています。
この句は、その蛍が初めて瞬いてから1週間の命を作者は「かなしきまでに」光ると表現しています。
作者なかがわ・そうえんの紹介は、2005年3月14日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・体にカビが生えそうな湿気ですね。梅雨真っ盛り。

投稿者 m-staff : 2008年07月09日 06:15

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