[2008年07月12日]

手にとりて思はぬかろさ初団扇

松村蒼石(1887~1982)

初団扇(はつうちわ)が夏の季語。白団扇、絵団扇、古団扇、渋団扇、団扇掛も同意の季語です。
団扇は、庶民の日常を演出する小道具です。団扇は軽いことが当たり前ですが、その年に初めて団扇を手にしたときに感じた偽らざる印象が句になりました。扇子ではこうなりませんね。
我が家にある団扇は、何かの景品にもらったものばかりですが、中に谷内六郎の挿絵の団扇が気に入っていてよく使います。昨年4月にオープンした横須賀美術館の記念品です。
作者まつむら・そうせきの紹介は、2006年12月16日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2008年07月12日 05:39

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2367