[2008年07月14日]

濡れて来し少女が匂ふ巴里祭

能村登四郎(1911~2001)

巴里祭(ぱりさい)が夏の季語。
巴里祭は、「ル・カトルズ・ジュイエ」といって、わが国では7月14日のフランス革命記念日の呼称で、ルネ=クレール監督の映画「7月14日」の邦訳名によります。
どうして「巴里祭」に匂うような服を濡らした少女が現れて句になるのか、などと考えていてはこの句の良さはわかりません。人権はそっちのけでフランス好きの人たちが集まってワインでも飲んで大騒ぎする日と覚えていればいいでしょう。
作者のむら・としろうの紹介は、2006年8月20日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・このところ暑かったせいで今朝は涼しく感じます。夏うぐいすが朝から鳴いています。

投稿者 m-staff : 2008年07月14日 05:34

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