[2008年07月15日]

中年の逢瀬の夜市蛸を購ふ

宮武寒々(1894~1974)

蛸(たこ)が夏の季語。章魚(たこ)、蛸壺も同意の季語です。
蛸は夏の季語だったのですね。その種類にはまだこ、いいだこ、ふねだこなどがあります。
これは何とも不思議な句ですね。
中年の二人が密かに会っているのは夜市(よいち)。夜店のことです。そこでなぜか二人で蛸を購(あがな)っています。さて、これからこの買った蛸をどのようにして食べるのでしょうか。さあ、このあとにどのような展開が待っているのでしょう。この句では、蛸が季語になります。作者は大阪の人。関西弁の俳句と見れば、少しは疑問の糸がほぐれてきますね。
作者みやたけ・かんかんの紹介は、2006年6月25日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2008年07月15日 06:22

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