[2008年07月17日]

沈みゆく海月みづいろとなりて消ゆ

山口青邨(1892~1988)

海月(くらげ)が夏の季語。水母、海折(かいせつ)、石鏡(せききょう)、備前海月、鰹の烏帽子なども同意の季語です。
海水浴の季節になりました。海辺の海月には、皮膚を刺された経験しかありませんが、ゆらゆらと漂っている美しい姿を見ればこれは不思議な生き物と誰でも思います。
海月のからだは、寒天質で骨格がなくてぶよぶよしています。クラゲを海の月と書くのは、海面に浮かんでいる様子を月に見立てたからでしょうね。環境異変で越前海月のような巨大なものも出現しています。作者は海に水色になって沈んで消えてゆく海月を幻想的に句にしています。
作者やまぐち・せいそんの紹介は、2005年3月13日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・連日、暑い日が続いていますね。メジャーリーグのオールスターは、5時間になろうとする大味な試合でした。録画しましたが、見る前に消したくなります。

投稿者 m-staff : 2008年07月17日 06:16

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