[2008年07月25日]

人恋ひてかなしきときを昼寝かな

高柳重信(1923~83)

昼寝が夏の季語。午睡(ごすい)、昼寝覚め、昼寝起き、昼寝人、三尺寝も同意の季語です。
暑さで夜の眠りが浅くなりましたね。このところ昼寝を楽しんでいます。
南方の国では、昼寝(シェスタ)をとるところが多く、南半球の2月、ニューカレドニアのヌメヤでは、そういえば店を閉め、役所も閉めて昼寝をしていましたね。あんまり暑いと何をする気もしなくなるのが人間であります。
この句の、人を好きになって、「かなしきとき」は何でしょうね。やはり別れのつらさでしょうか。そのようなときは、昼寝でもして気分をすっきりさせるしかありません。どうせ悲しくなるのなら人を好きにならなければいいのに、とは外野の言です。短歌的俳句と見ました。
作者たかやなぎ・しげのぶの紹介は、2005年5月15日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2008年07月25日 06:45

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