[2008年07月29日]

いちはやく日暮るる蝉の鳴きにけり

飯田蛇笏(1885~1962)

蝉が夏の季語。油蝉、みんみん、熊蝉、にいにい蝉、蝉時雨、初蝉、朝蝉、夕蝉など多数の同意の季語があります。
今年初めて蝉の鳴き声を聞いたのは7月23日。一番早く出る蝉は、松蝉で春蝉ともいいます。次に、にいにい蝉、7月からは油蝉、熊蝉、ひぐらしが出て、それより遅くつくつくぼうし、最後を飾るのがちっち蝉です。
蝉は地中に7年ほどいて、成虫になって地上に出ると1週間ほどでその使命を果たします。
この句の「日暮るる蝉」は、ひぐらしのことでしょうね。
作者いいだ・だこつの紹介は、2005年6月23日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2008年07月29日 06:25

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