[2008年07月30日]

夕立のあとの大気や石拾ふ

渡辺水巴(1882~1946)

夕立が夏の季語。夕立(ゆだち)、白雨(はくう)、驟雨(しゅうう)、夕立雲、夕立晴れ、村雨(むらさめ)など同意の季語です。
夕立は、夏の盛りに忙しく来て、忙しく去ってゆきます。多くは雷を連れて、激しい雷雨になります。昼過ぎから午後7時ごろまでで、1時間ほどで上がり、晴れて涼しくなって蝉が鳴き出します。
この句は、その夕立の後の大気が澄んで気持ちよいときに、なぜか「石を拾う」行為に出ます。この石に作者は何を込めているのでしょうか。作者にとって、道端の石の夕立の前と後では何かが変わって見えたのでしょうね。
作者わたなべ・すいはの紹介は、2005年2月4日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2008年07月30日 07:47

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2386