[2008年08月01日]

麦湯煮て母訪はぬ悔いかさねをり

小林康治(1912~92)

麦湯が夏の季語。麦茶、冷やし麦茶、麦湯釜なども同意の季語です。
今日から8月。8月はさまざまな思いを秘めた月ですね。まずは麦茶でも飲んでゆっくりしませんか。
我が家の麦茶は、国産裸麦使用「むぎ茶」(冷水用)。水を1リットル入れた容器にティーバッグ1袋を入れて、冷蔵庫で冷やします。
常時2本の麦茶を用意しています。
もちろん、この句のように煮出して使う場合は、ティーバッグを2分ほど煮立てて、冷やして飲みます。
一人で暮らしているお母さんを訪ねることもなく忙しくしている作者の痛恨の句と見ました。
作者こばやし・こうじは、東京渋谷の生れ、労働運動家。俳句は、三谷 昭に師事し、「京大俳句」、「天香」などに参加。戦後は「鶴」に参画し、「泉」、「林」などを創刊主宰しました。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2008年08月01日 05:10

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