[2008年08月13日]

御仏はさびしき盆とおぼすらん

小林一茶(1763~1827)

盆が秋の季語。盂蘭盆会(うらぼんえ)、新盆、迎盆、盆祭りなども同意の季語です。
7月13日から16日までに行われる祖先の魂祭りの行事を言います。東の方では、一と月遅れに行われます。今では昔語りになってしまいましたが、仏壇の前に棚を作り、初物の野菜を供え、なすの牛、きゅうりの馬をそえます。また、ご霊膳やぼたもち、だんご、そうめん、うどん、ほおずきなども供えたようです。13日の夕方に迎え火を焚いて祖霊を迎え、16日の朝に供え物を川に流して送り盆をします。
そのようにしてお盆を過ごしても作者のように仏さんは淋しいと言っている御仁もいます。
作者こばやし・いっさの紹介は、2005年1月31日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2008年08月13日 07:05

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