[2008年08月17日]

白粉花吾子は淋しい子かも知れず

波多野爽波(1923~91)

白粉花(おしろいばな)が秋の季語。
白粉花は黒い小さな種子を割ると白い胚乳があり、それが白粉のようなのでこの名前がつきました。
西公園の近くには野生化した白粉花がたくさん咲いています。花の色は紅・黄色・白・絞りと多様です。別名は、夕化粧、英名は「フォー・オクロック」は、ともに夕方になってから開くことからきています。花期は晩夏から晩秋までと長く、夕方咲き始めて翌朝にはしぼみます。この句はその様子をわが子の成長とオーバーラップさせています。
早いもので今日は、田中靖政先生の三回忌。田中ゼミの仲間内では8月2日に、お身内では10日に、青山霊園に墓参りが行われました。毎年暑いさなかの行事です。
作者はたの・そうはの紹介は、2005年3月15日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2008年08月17日 06:04

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