[2008年08月24日]

こほろぎの闇こほろぎの貌うかぶ

金尾梅の門(1900~80)

蟋蟀(こうろぎ)が秋の季語。ちちろ、ちちろ虫、つづれさせ、おかめ蟋蟀も同意の季語です。
リーリーリーと秋の夜長を楽しむように鳴いていますが、晩秋まで鳴いているのも蟋蟀です。古人の耳には、「衣の破れを綴り、冬支度をせよ」と聞こえたとあります。
蟋蟀の鳴いている闇は澄んでいます。それに向かって聞き入っているとこの虫の相貌が浮かんできます。つやつやした身にいかつい顔、それがいっしんに羽を震わせて鳴いています。
作者かなお・うめのかどの紹介は、2008年2月16日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・北京五輪は、今日で閉幕。お疲れさん。

投稿者 m-staff : 2008年08月24日 07:27

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