[2008年08月28日]

秋蝶の驚きやすきつばさかな

原 石鼎(1886~1951)

秋蝶が秋の季語。秋の蝶も同意の季語です。
散歩の道に蝶が飛んでいます。アゲハチョウです。
秋になって、ひらひらとちょっと頼りなく飛んでいるのを秋の蝶と呼びます。秋には蝶の数も少なくなり、力なく弱弱しく飛んでいるので「秋の」をつけて表わします。
「秋の」に盛りを過ぎた名残の哀しさが伝わってきますね。
この句は、そのような秋の蝶の周りの音や光に過敏な反応を示す蝶の生態をよく捉えています。それにしても蝶の飛ぶ姿は不思議ですね。
作者はら・せきていの紹介は、2005年10月30日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2008年08月28日 05:56

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