[2008年09月05日]

蓑虫や思へば無駄なことばかり

斎藤空華(1918~50)

蓑虫が秋の季語。鬼の子、鬼の捨て子、父乞虫、みなし子、親無し
子なども同意の季語です。
西公園の野球場で草野球を見ていたら、ファールボールが飛んでき
て危うく木にぶら下がっている蓑虫に当たりそうになりました。危
うくセーフでした。もっと安全なところで巣を作ったらいいのにね。
蓑虫は、みのがの幼虫で糸を出して、木の葉や小枝をつづり、袋を
作ってその中に住みます。その蓑の中にいながら移動して木の葉を
食べます。
蓑虫に自らの生き方を対比させてユーモラスで悲しい寂しい気持ち
を詠っています。空華という俳号にぴったりの句です。
この句は何やら自民党の総裁選挙のレースを詠っているようですね。
作者さいとう・くうげの紹介は、2007年3月6日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2008年09月05日 07:11

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