[2008年09月09日]

重陽の山里にして不二立てり

水原秋櫻子(1892~1981)

重陽(ちょうよう)が秋の季語。重九、菊の節句、今日の菊、菊の日、重陽の宴なども同意の季語です。
陰陽の陽の数である9が重なって昔から目出度い日とされて来ました。中国では登高という丘に登って行楽を行うという行事があります。日本では奈良時代より観菊の宴が催されたといわれています。菊の節句ともいいます。
この句の眼目はもちろん重陽ですが、目出度い菊の日に「不二」が立っているというのはさらに喜びを重ねていますね。富士山の周りの山里を連想しました。
同じ作家に次の句があります。
重陽や青柚の香ある雑煮椀    秋櫻子
作者みずはら・しゅうおうしの紹介は、2005年1月17日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・北の湖理事長辞任、当たり前のこと。

投稿者 m-staff : 2008年09月09日 06:06

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