[2008年09月23日]

木に鶏の止まりて秋の彼岸寺

岸田稚魚(1918~1988)

秋の彼岸が秋の季語。秋彼岸、秋彼岸会、後の彼岸も同意の季語です。
今日は、秋分の日、彼岸中日。秋分の日の1週間が秋彼岸となります。俳句では、単に彼岸といえば春の彼岸のことで、秋の彼岸は秋彼岸・後の彼岸といいます。
作者は、肺結核に冒され、境涯俳句を主流に活躍しました。その底には、人生への哀感、生への渇望があります。
この句は、秋の彼岸のお寺の木に鶏(とり)が止まっている、ただそれだけで先祖への供養が伝わってくる不思議ですね。
作者きしだ・ちぎょの紹介は、2005年7月1日を参照。
(出典:「現代の俳句」講談社、1993年刊)
・相模原市橋本のお墓の周りは、どくだみが繁茂していました。除草剤の効き目なしといった状態でした。

投稿者 m-staff : 2008年09月23日 06:33

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