[2008年09月28日]

相撲取のおとがひ長く老いにけり

村上鬼城(1865~1938)

相撲取が秋の季語。相撲、角力、力士、関取、大相撲、土俵、草相撲なども同意の季語です。
今日は秋場所の千秋楽です。14日目ですでに白鵬が優勝を決めています。暑さの残っているころに始まった大相撲も本日で終わり、各地へ巡業に出かけます。
もともと相撲は神意を占うための力比べの祭事でした。相撲は日本の国技とされてきましたが、国際化の波に乗り、モンゴルをはじめに外人力士が全盛になって来ました。横綱・朝青龍がその代表ですが、いささか行儀の悪い力士が増えて日本相撲協会も大弱りです。
この句にある「おとがい(頤)」は顎のことで、昔、昭和30年代に「大内山」という大男のあごの長い優しそうな力士がいました。それを思い出しました。
作者むらかみ・きじょうの紹介は、2005年2月2日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2008年09月28日 07:22

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