[2008年10月07日]

ほほづきに女盛りのかくれなし

河野多希女

ほほづき(鬼灯、酸漿)が秋の季語。
語源は、「頬付」のようです。ナス科の多年草で日本原産です。
鬼灯の果実の種子を除いて、空にして吹き鳴らします。女の子の子供心をくすぐる遊び道具でした。少年は、鬼灯を鳴らしている少女に淡い恋心を抱いたものでした。「源氏物語」のころから鬼灯を鳴らすことが行われていたとあります。
鬼灯に郷愁を抱き、女ざかりを隠しようもなく見せているとこの句は教えてくれます。昨日はその鬼灯の殻を散歩で見つけました。
作者こうの・たきじょは、1922年横浜市の生れ、戦前に「獺祭(だっさい)に入会、同誌編集の河野南畦と結婚、戦後の南畦創刊主宰の「あざみ」に参加、のちに主宰を継承しました。句集「琴恋」など。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・今日レッドソックスが負ければエンジェルスと2勝2敗、決定戦は松坂の登場となるかどうか、見ものです。

投稿者 m-staff : 2008年10月07日 06:36

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