[2008年10月09日]

神宿るてふオリーブの実の苦かりき

赤尾兜子(1925~81)

オリーブの実が秋の季語。
日本では瀬戸内海地方の小豆島で栽培されています。オリーブの実から採ったオリーブ油は、食用・薬用のほか、石鹸の原料などに使われています。かじると苦い味がしますね。
この句の「神宿る」というのは、キリストに関連してオリーブ山の故事によります。エルサレムの東にある山で、キリストがこの山からエルサレムを嘆き、その麓のゲッセマネの園で苦しみ、その山頂から昇天したと伝えられています。オリーブの実にキリストの想いが託されています。
作者あかお・とうしの紹介は、2005年10月24日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・ノーベル賞を4人の方たちが受賞。近頃に無いいい話。

投稿者 m-staff : 2008年10月09日 09:43

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2461