[2008年10月14日]

山は暮て野は黄昏の芒かな

与謝蕪村(1716~83)

芒が秋の季語。尾花、薄、薄野、薄原、花薄、穂薄、糸薄、鬼薄なども同意の季語です。
夏のころに青々としていた薄も秋になると黄褐色や紫褐色の尾花を穂にさらし、最後には白くなって飛び散ってしまいます。
この句は、夕暮れのたそがれ時の山に咲いている薄の物悲しさを淡々と言葉で綴っています。何も言っていませんが、心に沁みるような情感がありますね。絵画的でうまい句だなあと思います。
作者よさ・ぶそんの紹介は、2005年2月19日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・株式市場の動きやいかに。

投稿者 m-staff : 2008年10月14日 08:06

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