[2008年11月08日]

峠見ゆ十一月のむなしさに

細見綾子(1907~97)

十一月が冬の季語。
あともう少しで2008年もおしまいで、2009年を迎えます。今年
は皆さんにとってどのような年でしたか。
11月の花は、暦によると、山茶花、菊、ひいらぎ、つわぶき、え
ぞりんどうといわれています。11月の初旬は天気がよく、中旬は
もみじ、下旬は落葉の季節になります。自然の変化が際立っている
ように思います。
この句に見られるように、11月は、今年の峠が見えてきて、日常
の瑣事に振り回されていささか空しくなるのもよくわかります。
同じ作者に次の句があります。
冬来れば大根を煮るたのしさあり   綾子
作者ほそみ・あやこの紹介は、2005年3月19日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)

投稿者 m-staff : 2008年11月08日 08:11

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