[2008年11月09日]

小春日や石を噛みゐる赤蜻蛉

村上鬼城(1865~1938)

小春日が冬の季語。小春、小六月(ころくがつ)、小春日、小春凪、小春空も同意の季語です。
暖かい日和に、赤蜻蛉が石を噛んでいるとは、すごい表現ですね。
11月の初めのころは、冬の寒さに向かう前に暖かさのもどるときがあります。そのことを小春日といいます。
たしかに姿が見えなかった赤蜻蛉が石にすがりつくようにしている姿は、「石を噛む」ように見えます。俳人は普通の人には見えないものが見えるようですね。
作者むらかみ・きじょうの紹介は、2005年2月2日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・日本シリーズは、3勝3敗か、もうひとつ盛り上がりませんね。

投稿者 m-staff : 2008年11月09日 06:49

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