[2008年11月18日]

胸中に抱く珠あり空つ風

富安風生(1885~1979)

空つ風が冬の季語。空風、北下し、北颪(きたおろし)も同意の季語です。
冬になって、天気のよいときに吹く北西の季節風で、昼間は強く吹きますが、夕方になると止みます。昔から「北風と日雇いは日暮れまで」と言われています。
栃木、群馬などの上州では「空っ風」と呼ばれます。また、強い女の代名詞でもあります。北颪は、山から吹き下ろす北よりの空っ風で赤木颪、筑波颪、比叡颪などがよく知られています。
この句は、胸の中に抱いている「珠(たま)」が何かはわかりませんが、空っ風のようにうなりを上げているように見えます。
作者とみなが・ふうせいの紹介は、2005年2月6日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・プロ野球に女性が進出、面白い、しかし、どうしても体がねえ。

投稿者 m-staff : 2008年11月18日 06:30

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