[2008年11月19日]

隙間風その教条を熟知せり

相生垣瓜人(1898~1985)

隙間風が冬の季語。ひま洩(も)る風も同意の季語です。
前に住んでいた積水ハイムの5LDKの家は、大きかったせいか、冬になるとあちこちから隙間風が忍び込んで来ました。いまはマンションに移り、気密性に優れていますが、それでもやはり隙間風はあるものですね。
この句は、隙間風の中身を「教条」と呼んだことに新鮮味があります。推し量って考えてみますと風の吹き方、風の筋を言っているように思います。
同じ作者に次の句があります。
隙間風薔薇色をこそ帯ぶべけれ   瓜人
隙間風が薔薇色に見えるとは、俳人も考えたものですね。
作者あいおいがき・かじんの紹介は、2005年6月19日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・今朝はベランダから雪をかぶった富士山、相模湾の先の熱海まで見えます。
・元厚生労働省幹部への恐れていた「テロ」が始まりました。どなたも冷静に対処しなくてはならないと思います。

投稿者 m-staff : 2008年11月19日 06:49

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