[2008年11月25日]

綿虫や晩年むしろ夢多き

宮下翠舟

綿虫が冬の季語。雪虫、雪蛍、雪婆(ゆきばんば)、大綿なども同意の季語です。
11月15日の江の島吟行では、そこここに綿虫が飛んでいました。北海道の旭川では、10月の半ばごろになると綿虫が飛び始めて、20日ごろが初雪というのが慣わしでした。
綿虫は、アリマキの一種で体から蝋物質を綿のように出していて、綿の塊のように見えます。雪虫ともいいますが、本当の雪虫は雪上に出てくる黒い虫のことです。
この句は、綿虫のはかなさを逆手にとって、いや晩年ほど夢を持って生きてゆきましょうといっているようです。
作者みやした・すいしゅうの紹介は、2006年10月8日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
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投稿者 m-staff : 2008年11月25日 07:03

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