[2008年12月01日]

風の日の雲美しや十二月

有働 亨

十二月が冬の季語。
さて、1年の最後を飾る月となりました。今年は皆さんとってどのような年でしたか。
このころになると、我が家のベランダから見る雲は、地平線にべったりと張り付いて不気味な感じがします。富士山や相模湾は、風の強い日にはっきりと見えますが、温度の高い日は見えません。
この句は、十二月になると「師走」というぐらい先生も落ち着かずに走り回っているイメージがありますが、そのようなことよりも、のんびりと美しい雲の動きを御覧なさい、といっているように見えます。とても美しくまとまった句ですね。
作者うどう・とおるの紹介は、2006年12月28日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2008年12月01日 08:56

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