[2008年12月10日]

外套の世に綻びて狎れゆくか

伊丹三樹彦

外套(がいとう)が冬の季語。オーバー、オーバーコートも同意の季語です。
6日の夜は冷え込みましたね。東京へ忘年会に参加するためにオーバーを着込んで出かけました。電車の中は暖房が効いていて暑く感じますが、一旦外に出ると木枯らしが吹いていてそれは寒い夜でした。
この句にある外套という言葉は、もはや日常会話では使われなくなっていますが、どことなく郷愁の匂いがします。作者は、新品の外套も着込んでゆくうちにだんだんと綻びて世の中に狎(な)れ親しんでゆくと断じています。
作者いたみ・みきひこの紹介は、2005年4月1日を参照。
(出典:「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・世界的な自動車、電機メーカーが軒並み人員削減。次はどの業界でしょうか。

投稿者 m-staff : 2008年12月10日 08:17

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