[2008年12月15日]

時雨雲冷えしたたかに落しゆく

山田みづえ

時雨雲(しぐれぐも)が冬の季語。時雨、時雨るる、朝時雨、夕時雨、小夜時雨、村時雨、片時雨なども同意の季語です。
冬のはじめごろに、晴れていたかと思うとさっと降り、たちまちにあがってしまう雨のことです。
陰暦の10月に多く、時雨月ともいいます。
この句は、「したたかに」が効いていますね。太陽の日を翳らせて雲が急に光を遮り、そこへしたたかに雨が降っています。雨宿りをする場所を探しに右往左往する様子が見えてきます。
この作者に次の句もあります。
時雨来てひとりひとりが匂ふかな   みづえ
作者やまだ・みずえの紹介は、2005年2月12日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・今朝は富士山、相模湾がくっきりと顔を出し、月の影も大きく見えます。

投稿者 m-staff : 2008年12月15日 09:09

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2546