[2008年12月19日]

ひとつづつ霜夜の星のみがかれて

相馬遷子(1908~76)

霜夜(しもよ)が冬の季語。
湘南でも霜の降りる季節になりました。15日の朝は、ガラスに結露がちょっぴりついていました。冬の到来ですね。
霜夜は、霜の置く寒い夜のことです。
新古今集に次の歌があります。
きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに衣片敷きひとりかも寝む
霜夜は、晴天無風の状態によくおきます。
この句は、ロマンチストの作者の面目躍如といったところがよく出ています。星がひとつずつ磨かれるなんて素敵なフレーズですね。
作者そうま・せんしの紹介は、2005年5月2日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・「桜友会報」No.93号(秋・冬)が届きました。学習院内の名所旧跡を紹介した事務局・階戸 悟さんのシャープな写真の出来映えに感心しました。

投稿者 m-staff : 2008年12月19日 07:37

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