[2008年12月22日]

柚子湯して五欲も淡くなりしかな

小林康治(1912~92)

柚子湯が冬の季語。冬至湯、冬至風呂、柚子風呂なども同意の季語です。
冬至には、かぼちゃを食べて、柚子を浮かべた風呂に入る風習があります。古くからの言い伝えで万病に効くといわれています。しかし、その真偽は定かではありません。
五欲というのは、仏教用語で、財・色・飲食・名誉・睡眠を指します。人間は欲の塊ですからね。
この句は、冬至に柚子湯に浸かっていると欲のかたまりの人間でも五欲を忘れるような気分になると詠っています。
作者こばやし・こうじの紹介は、2008年8月1日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・横浜から生後9ヶ月の男孫がやってきました。抱くとしがみついてきます。

投稿者 m-staff : 2008年12月22日 08:18

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