[2009年01月01日]

一輪の霜の薔薇より年明くる

水原秋櫻子(1892~1981)

年明くるが新年の季語。新年、年新た、年立つ、年迎ふ、年来る、年の始め、新玉の年、年頭、年始なども同意の季語です。
自選歳時記「日めくり俳句」は、今年で5年目。今日で連続1,478句掲載しています。よくやるなあと他人から言われ、自分ながらよく続いていると思いますが、一方どこまで続くかチャレンジしてみようとちょっぴりの野心もあります。今年もお付き合いくださいね。
この句は、新年の肩に力の入った多くの句の中で、日常のちょっとしたことに注意を払い、平常心で新年をとらえて好感を持てます。新年に、冬薔薇に霜が降りているとただそれだけを俳人は伝えてくれますが、作り手の懐の深さに読み手は感動します。
作者みずはら・しゅうおうしの紹介は、2005年1月17日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2009年01月01日 09:16

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