[2009年01月17日]

架け替りモダンな橋や阪神忌

森田 峠

阪神忌が冬の季語。阪神大震災も同意の季語です。
橋といっても川や海にかかるものばかりではなく、街中を走る高架橋もあります。震災で壊滅した高架橋がモダンな橋に復旧したことを震災と対比して提示しています。明暗がくっきりとした句ですね。
モダンが効いています。
作者は関西俳壇の重鎮。実際に震災に遭遇すればさまざまな試練に耐えてゆかねばなりません。日ごろの備えを確認する日です。
どうして多くの人命が失われたか、いまだかつてわかりません。
「おおない(大地震)―宝塚こころのケアセンター5年間の歩み―」
(2000年2月刊)に掲載された拙句。
歳月やパズルが解けぬ寒の闇     風伯
作者もりた・とうげの紹介は、2006年1月19日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2009年01月17日 08:49

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