[2009年01月28日]

正月の末の寒さや初不動

久保田万太郎(1889~1963)

初不動が新年の季語。
今日は、裏の武山の不動尊の「初不動」です。
本尊の不動明王は、大日如来が一切の悪魔を払うために変身された姿で、災害を除き財宝を得る功徳があるといわれています。特に、武山不動は、航海安全の波切不動としてよく知られ、漁業関係者から厚く信仰されています。名物の笹についた麩菓子は、笹は釣竿に麩菓子は魚に見立てています。
関東では千葉の成田不動尊や関西では大阪の天満宮の不動尊が有名です。
それにしても正月の終わりの寒さの中での縁日ですが、寒いのに毎年閉口します。この句のとおりの光景です。
作者くぼた・まんたろうの紹介は、2005年1月6日を参照。
(出典:「合本現代俳句歳時記」角川春樹事務所、2004年刊)
・北の風が颪になって山から吹いてきます。寒いですねえ。

投稿者 m-staff : 2009年01月28日 09:21

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