[2009年02月12日]

椿咲き日輪海の上わたる

岸 風三楼(1910~82)

椿咲きが春の季語。山椿、藪椿、乙女椿、白椿、紅椿、赤椿、八重椿なども同意の季語です。
木偏に「春」ですから間違うことなく、椿は春の木です。三浦半島のそこここに椿の群落があります。生活の身近にあり、日常を楽しませてくれる樹木です。花全体がぽとりと落ちるので嫌われる向きもありますが、風情がありますね。豊臣秀吉の椿好きがよく知られています。
この句は、その椿が咲いている林の向こうに太陽が海を渡っているように見えるという一幅の日本画のような世界を詠っています。響きのとてもよい句ですね。
作者きし・ふうさんろうの紹介は、2005 年8月2日を参照。
(出典:佐川広治著「季語の花―春」TBSブリタニカ、2001年刊)
・バンクーバー五輪まであと1年。冬は知りませんが、2003年の6月に出かけた素晴しく良いところです。

投稿者 m-staff : 2009年02月12日 09:27

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