[2009年02月15日]

蕗の薹食べる空気を汚さずに

細見綾子(1907~97)

蕗の薹(ふきのとう)が春の季語。春の蕗、蕗の芽、蕗の花なども同意の季語です。
スーパーの野菜のコーナーにふきのとうが並びはじめましたね。ふきのとうは、ほろ苦い味がしますが、焼いたり味噌にすりこんだり、てんぷらにしたりして春の食卓を飾ります。キク科の多年草で、地中から卵形をした緑色の花茎を出します、これがふきのとう。土中から出たばかりの小さな芽をふきの芽、またはふきの子と呼びます。
この句は、眠りから覚めたばかりの野山のふきのとうを、焼くにしても空気を汚さないで食べてほしいと願っています。たしかに土中から出たばかりのふきのとうを見ていればこのような気持ちにさせられますね。
作者ほそみ・あやこの紹介は、2005 年6月2日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
13日の春一番から花粉が多くなり、寝ている最中に鼻がつまります。

投稿者 m-staff : 2009年02月15日 09:39

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