[2009年02月20日]

古草もまたひと雨によみがえり

高浜年尾(1900~79)

古草(ふるくさ)が春の季語。こまがえる草、草こまがえるも同意の季語です。
若草が新しく萌えているのにまじって、冬を越した前年の草がまだ多く残っています。それらは枯れた冬草の様子をしています。これらを「こまがえる草」というのは、若返る草の意味で使われています。
この句では、暖かい雨がひとしきり降って、しぼんでいた古草をよみがえらせているという、春の光景をとらえています。若草に比べて古草には懐かしさへの思いも感じられますね。
作者たかはま・としおの紹介は、2005 年3月21日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・横須賀は1週間ぶりの雨。植木が生き生きとしてきました。花粉は飛んでいません。

投稿者 m-staff : 2009年02月20日 08:54

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/2619