[2009年03月03日]

飾られて眠らぬ雛となり給ふ

五所平之助(1902~81)

雛が春の季語。雛祭、桃の節句、雛遊び、ひひな、初雛、内裏雛、紙雛、雛飾る、雛菓子、雛の灯、雛の客、雛の宴、雛の宿などが同意の季語です。
3月3日は桃の節句。中国の古い風俗に、三月上巳(じょうし)の日に、水辺に出て災厄を払う行事があり、それが後に曲水の宴となって、桃の酒を飲む風習を生みました。
雛を飾って祝う雛祭りは近世以降のもので、室町雛、寛永雛、元禄雛、享保雛、京雛など、数々の雛人形が生まれ、年年歳歳時代を反映した変り雛も誕生しています。
雛壇に飾る雛人形は、内裏雛を中心にさまざまなものが飾られますが、今年はどのような雛が作られるのでしょうね。
いったん飾られればこの句のように眠られぬ雛となります。
作者ごしょ・へいのすけの紹介は、2005年11月25日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・今日は、横須賀に初雪が降るかもしれません。

投稿者 m-staff : 2009年03月03日 09:47

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